千葉大学理系前期の2016年の英語問題で「プラスチックのオウムを欲しがる息子」というお話があり、あまりにも謎過ぎる内容だったためtwitterに掲載されて人気になってしまいました。
話の概要:
息子の15歳の誕生日に何がほしいかと聞くと息子は1羽のプラスチックのオウムがほしいと答えたので与えましたが、そのプラスチックのオウムはいつの間にか消えてしまいました。
次の年の誕生日も息子はプラスチックのオウムをねだりましたが、その量は6羽に増えています。要望どおりにプラスチックのオウムを与えましたが、そのプラスチックのオウムはまたいつの間にか消えてしまいました。
その次の年もそのまた次の年も、息子はプラスチックのオウムをだんだん多くねだり、そのたびに与えましたが、プラスチックのオウムは消えていきました。
なぜそんなにプラスチックのオウムを欲しがるのか不思議に思った父親は息子に尋ねました。しかし息子は答えてくれませんでした。
そして息子はギャングの事件に巻き込まれて瀕死の重傷にあいました。
父は尋ねました。「なぜプラスチックのオウムがほしかったのか。今までの大量のプラスチックのオウムはどこへ行ったのか」
息子は「最後のお願いを聞いてくれたら話す。お店に行ってプラスチックのオウムを一羽買ってきてほしい」と言いました。
父はプラスチックのオウムを買って息子に渡しました。
息子は事のあらましを説明しようとしましたが、言葉の途中で絶命しました。
最後までなぜプラスチックのオウムを欲しがっていたのかわかりませんでした。
話が中途半端な所で切れているようでオチが気になりますね。
オチの気になる結末:
初出典は2006年7月19日に英語圏のスレッドに投稿された物語です。
https://forums.bf2s.com//viewtopic.php?pid=580070
話の流れは同じです。気になっているオチは初めからありませんでした。
Vub氏がなぜこの物語を書いたのか、オチがなかった理由は不明です。